宮本武蔵〈総集編〉全2枚

「おれは剣で生きてみたい…」
不世出の剣豪“宮本武蔵”。その類稀な才能を持った男が、紆余曲折を経ながら剣の道を極めていく様を役所広司が熱演。
＊このプログラムは1985年に放送された番組を商品化したものです。

●原作：吉川英治　　●脚本：杉山義法　　●音楽：三枝成彰
●出演：役所広司（宮本武蔵）、古手川祐子（お通）、奥田瑛二（本位田又八）、池上季実子（朱実）、中　康次（佐々木小次郎）、竹脇無我（柳生但馬守宗矩）、草笛光子（お甲）、石坂浩二（本阿弥光悦）、津川雅彦（沢庵宗彭）、西村　晃（柳生石舟斎）、丹波哲郎（平田無ニ斎）　ほか



〔収録内容〕
■Ｖｏｌ．1　恋の千本杉／愛憎の季節
〔恋の千本杉〕
「おれは剣で生きてみたい…おれの腕がどこまで通用するか」
剣の道で身を立てる野心に満ちた美作国の若者・武蔵（たけぞう）は、悪友の又八と共に関ヶ原の合戦に西軍側として参加するも、西軍の大敗によって追われる身となる。

〔愛憎の季節〕
「そなたの目指す剣とは何か」「されば電光石火！老師の剣とは？」「春風のごとし」
沢庵の計らいで、姫路城での三年間の幽閉の後、武蔵は剣士「宮本武蔵」として生まれ変わり、己の兵法を極めんと幾多の名門、名手と戦うべく剣の修行の旅に出る。

■Ｖｏｌ．2　一乗寺下り松／決闘巌流島
〔一乗寺下り松〕
「明後日の夜明け、場所は一乗寺下り松。吉岡の一族は最後の一人まで、貴公に勝負を挑むだろう」　
武蔵は、吉岡一門の当主・吉岡清十郎を蓮台寺で、吉岡伝七郎を三十三間堂で倒す。勝利を得ながらも、「所詮は人殺しか…」と空しさを感じ始める武蔵だが…。

〔決闘巌流島〕
「臆したか武蔵、はや巳の刻を過ぎたぞ」「小次郎敗れたり」　　
生死を賭けたの中にこそ我が人生があると悟った武蔵は、互いに強烈に意識し合いながら一度も剣を交えること無く、今や剣士としての名声を欲しいままにしている佐々木小次郎との勝負を決意する。

○収録時間：320分