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溝口健二 大映作品集 Vol.1 1951-1954

商品番号:14603A1
販売価格 25,850円(税込)
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溝口健二没後50年特別企画。これこそ日本のモダニズム

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溝口健二没後50年特別企画。
これこそ日本のモダニズム


黒澤、小津と並ぶ世界が認めた巨匠・溝口健二。
世界でただ一人、3年連続ヴェネチア映画祭にて受賞した溝口健二の作品が待望のDVD化!
いずれもマスターポジからHD24Pテレシネしたデジタルリマスター修復版。



【収録内容】
<お遊さま>
お静とのお見合いに臨んだ若き骨董商の慎之介は、お静ではなく付き添いの姉のお遊に惹かれてしまう。未亡人で一児の母であるお遊は、そんな慎之介の気持ちを知りもせず、お静に結婚を勧める。お静は、慎之介がお遊に惹かれていることを知り、二人の橋渡し役になることを心誓うのだが。

出演:田中絹代/乙羽信子/堀雄二/柳永二郎/進藤栄太郎
原作:谷崎潤一郎/脚色:依田義賢/撮影:宮川一夫/1951年製作/95分/モノクロ

<雨月物語> ★第14回ヴェネチア映画祭銀獅子賞受賞作品
戦乱の到来を契機に大商いを目論む陶器の名工源十郎と、侍として立身出世を夢見る弟の藤兵衛、そして息子と家族3人で貧しくともささやかな幸せを望む妻の宮木。そんな三人の命運を、やがて荒廃した時代が飲み込んでいく。

出演:京マチ子/水戸光子/田中絹代/森雅之/小澤栄/青山杉作
原作:上田秋成/脚本:川口松太郎・依田義賢/撮影:宮川一夫/1953年製作/97分/モノクロ

<祇園囃子>
古くから文人たちに親しまれた日本の代表的花街、京都の祇園町。この街では名が知れた、義理と人情に生きる芸者・美代春に、みすぼらしい姿の少女が尋ねてくる。少女の名は栄子。両親を亡くし舞妓志願にやってきたのだ。舞妓仕込みには莫大な費用がかかる。しかしどんな苦労でもするという栄子の思いに打たれ、美代春は引き受けることにするのだが。

出演:木暮実千代/若尾文子/河津清三郎/進藤英太郎/菅井一郎/浪花千栄子
原作:川口松太郎/脚本:依田義賢/撮影:宮川一夫/1953年/85分/モノクロ

<山椒大夫> ★第15回ヴェネチア映画祭銀獅子賞受賞作品
人攫いの罠にかかり、母親と離れ離れとなった厨子王と安寿の兄妹は、豪族山椒大夫の許に売られて奴隷となる。それから十年、二人は依然として奴隷の境遇だったが、ある日、新しく買われた奴隷が口ずさむ唄に、自分たちの名前が呼ばれているのを耳にする。由来を尋ねると、子供を攫われた自分たちの母親の呼び声であることがわかり、二人は遂に脱走を決意する。

出演:田中絹代/花柳喜章/香川京子/進藤英太郎/菅井一郎/見明凡太郎
原作:森鴎外/脚本:八尋不二・依田義賢/撮影:宮川一夫/1954年/124分/モノクロ

<噂の女>
京都の色街・島原で置屋を女手一つで切り盛りしている初子。東京の音楽学校に通い、婚約直前であった娘、雪子が自殺を図り、家へ戻ってくる。初子は年下の医者で思いを寄せている的場に娘を診せる。傷心の雪子であったが、いつしか親密となった的場に、母親の仕事のために自分の婚約が破棄されて自殺に及んだことを打ち明ける。

出演:田中絹代/大谷友右衛門/久我美子/進藤英太郎/見明凡太郎/浪花千栄子
脚本:依田義賢・成澤昌茂/撮影:宮川一夫/1954年製作/84分/モノクロ



【映像特典】
・特報(『祇園囃子』『噂の女』)
・予告篇(『雨月物語』×2、『祇園囃子』)

【音声特典】
『山椒大夫』座談会(依田義賢(脚本)、宮川一夫(撮影)、内藤昭(美術)、白井佳夫(映画評論家))

【封入特典】
・豪華外箱
・特別編集本48P(公開当時の資料はじめ、秘蔵写真等で構成した豪華解説書)
・『山椒大夫』復刻パンフレット

【溝口健二プロフィール】
1898年、東京生まれ。1923年、『愛に甦る日』で監督デビューを飾る。1932年『滝の白糸』、1936 年『浪華悲歌』『祇園の姉妹』とリアリズムに裏打ちされた傑作を次々と完成させる。戦後は長いスランプに陥るが、1952年『西鶴一代女』でヴェネチア映画祭国際賞を受賞、見事に復活を遂げる。大映専属となった1953年、宮川一夫キャメラマンという才能を得て、『雨月物語』ヴェネチア映画祭銀獅子賞を受賞。翌54年『山椒太夫』で再びヴェネチア映画祭銀獅子賞を受賞、三年連続でヴェネチア映画祭受賞という偉業を成し遂げて、世界中にミゾグチの名を轟かす。その後もベテラン・長谷川一夫と組んだ『近松物語』(54)、新人・市川雷蔵を見出した『新・平家物語』(55)など傑作を連発するが、1956年8月24日に急逝。享年 58。その年に公開した『赤線地帯』(56)が遺作となった。溝口は監督生活34年で約90本を完成させたが、現存するものは30数本のみ。

*本編約計482分/モノクロ

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