藤沢周平が書き、松平定知が読む。
<孤立剣残月>
腕に自信がないまま果し合いに臨んだ小鹿七兵衛は、意外な助っ人に助けられる。
小鹿七兵衛は15年前上意討ちの命を受けて、鵜飼佐平太を討ち取った。鵜飼家は廃絶となったが、他家へ養子に出ていた弟が果し合いを申し入れてくる。
しかも七兵衛の上司の政敵である家老の許可を得ているという。
かつて英雄ともてはやされた七兵衛も、酒がもとで今や尾羽打ち枯らし、体力は衰え、剣の腕は落ち、妻には疎んじられる有様。上役や朋輩に理不尽を訴え、助勢を乞い歩くが、色よい返事はもらえない。
もはや自分しかないと悟った七兵衛が秘伝「残月」の技に賭けて決闘の場に向かうと・・・。
朗読:松平定知
○2004年(平成16年8月)放送
【藤沢周平プロフィール】
1927年山形県生まれ。'71年「溟い海」で第38回オール讀物新人賞受賞。'73年「暗殺の年輪」で第69回直木賞受賞。'97年没。代表作に「蝉しぐれ」「用心棒日月抄」「よろずや平四郎活人剣」等。
【朗読:松平定知プロフィール】
1944年東京都生まれ。NHKアナウンサー。主な担当番組は「夜7時のTVニュース」「連想ゲーム」「紅白歌合戦」「その時歴史が動いた」等多数。
*59分55秒収録
■CD 藤沢周平を読む
踊る手/遅いしあわせ/隠し剣鬼ノ爪/孤立剣残月/暗黒剣千鳥/女難剣雷切り/冬の日/運の尽き/女下駄
<孤立剣残月>
腕に自信がないまま果し合いに臨んだ小鹿七兵衛は、意外な助っ人に助けられる。
小鹿七兵衛は15年前上意討ちの命を受けて、鵜飼佐平太を討ち取った。鵜飼家は廃絶となったが、他家へ養子に出ていた弟が果し合いを申し入れてくる。
しかも七兵衛の上司の政敵である家老の許可を得ているという。
かつて英雄ともてはやされた七兵衛も、酒がもとで今や尾羽打ち枯らし、体力は衰え、剣の腕は落ち、妻には疎んじられる有様。上役や朋輩に理不尽を訴え、助勢を乞い歩くが、色よい返事はもらえない。
もはや自分しかないと悟った七兵衛が秘伝「残月」の技に賭けて決闘の場に向かうと・・・。
朗読:松平定知
○2004年(平成16年8月)放送
【藤沢周平プロフィール】
1927年山形県生まれ。'71年「溟い海」で第38回オール讀物新人賞受賞。'73年「暗殺の年輪」で第69回直木賞受賞。'97年没。代表作に「蝉しぐれ」「用心棒日月抄」「よろずや平四郎活人剣」等。
【朗読:松平定知プロフィール】
1944年東京都生まれ。NHKアナウンサー。主な担当番組は「夜7時のTVニュース」「連想ゲーム」「紅白歌合戦」「その時歴史が動いた」等多数。
*59分55秒収録
■CD 藤沢周平を読む
踊る手/遅いしあわせ/隠し剣鬼ノ爪/孤立剣残月/暗黒剣千鳥/女難剣雷切り/冬の日/運の尽き/女下駄