結ばれる点と線、浮かび上がる真実!殺人捜査を通して人間の哀切を描く名作
「鉄道員」の巨匠ピエトロ・ジェルミが、殺人事件の謎を追う警部に扮し、ローマ市民たちの日常に隠された秘密を鮮やかに描き出した名作。肉体派女優、クラウディア・カルディナーレの野生的な美貌、哀愁に満ちた主題歌「死ぬほど愛して」のメロディも忘れ難い。
【ストーリー】
古都ローマ、雨の午後。一軒の古びたアパートに強盗が入る。現場に駆けつけたイングラヴァーロ警部は、被害者の非協力的な態度に疑問を感じながらも捜査に着手、容疑者の取り調べを始める。ほどなくして同じ建物で惨殺事件が発生。美しい社長夫人が犠牲となった。アパートに出入りする若い家政婦とその婚約者、夫人から資金援助を受けていた医師、旅行中の夫―
複雑な人間模様が二つの事件の背後で絡み合う。犯人は誰か?そしてその動機は?
【キャスト】
イングラヴァーロ:ピエトロ・ジェルミ「鉄道員」
アスンティナ:クラウディア・カルディナーレ「華麗なる対決」
ディオメーデ:ニーノ・カステルヌオーヴォ「シェルブールの雨傘」
バンドウチ夫人:エレオノラ・ロッシ=ドラゴ「天地創造」
ヴァルダレナ:フランコ・ファブリッツィ「ジンジャーとフレッド」
監督・脚本:ピエトロ・ジェルミ「鉄道員」
製作:ジョゼッペ・アマト「甘い生活」
原作:カルロ・エミリオ・ガッタ
共同脚本:アルフレード・ジャンネッティ「鉄道員」、エンニオ・デ・コンチーニ「イタリア式離婚狂想曲」
撮影:レオニダ・バルボー「鉄道員」
音楽:カルロ・ルスティケリ「ブーベの恋人」
【特典映像】
・オリジナル予告編
・ギャラリー
・プロダクションノート
・スタッフ&キャスト・プロフィール
○1959年 製作 イタリア作品
*収録時間:本編110分/モノクロ/音声1ストリーム:イタリア語/日本語字幕/ドルビーデジタル・モノラル/4:3(スタンダード・サイズ)/片面・1層/MPEG-2/リージョン2NTSC
©1983 RETEITALIA
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