『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 祝う春』DVD発売記念 ファンミーティングレポート

『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 祝う春』 DVD発売記念
ファンミーティングが開催されました!

ゲスト大原千鶴さん(料理研究家) & JUONさん(ミュージシャン)

2019年3月21日(祝)春分の日、東京・渋谷キャストで、「京都の春のOMOTENASHI」と銘打ち、「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 祝う春」DVD発売記念ファンミーティングが行われました。ゲストは、『京都人の密かな愉しみ』料理コーナーに出演の料理研究家・大原千鶴さんと、『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中』でエンディングテーマ曲「北山杉」を担当したミュージシャンのJUONさん。
JUONさんのミニライブ、大原さんによるトークショーと料理のミニ試食会も行われ、応募の中から抽選で招待された40組80名のファンと一緒に「京都人」を語る、ぜいたくなひとときとなりました。

ファンミーティング当日の東京・渋谷は、春分の日にふさわしい春の陽気。
渋谷駅にほど近い真新しい複合ビル「渋谷キャスト」には、開場時間前から受付を待つ来場者の列ができました。

14時25分、予定より5分早くイベントスタートです!

1.「北山杉」を歌うことができうれしかったです――JUONさんトーク&ミニライブ

第一部はJUONさんのトーク&ミニライブ。

司会の山本郁(やまもと・かおる)さんの紹介で、早速ゲストのJUONさんが登壇。颯爽とステージに上がったJUONさんに、会場の女性たちは思わずうっとり……。

早速トークが始まりました。

トークの内容を全て公開します!!

――『京都人の密かな愉しみ』の撮影現場にもいらっしゃったそうですね。

JUON:はい、バーのシーンの撮影にお邪魔しました。とてもリラックスした雰囲気が素敵な現場でした。皆さん心を一つにして、この作品をそれぞれ理解されて撮影が進められている……という印象でした。

――「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中」は一人前の職人になることを目指す若者5人の物語ですが、JUONさんにとっての「Blue 修業中」というエピソードはありますか?

JUON:僕は小学校5年のときにギターを始めて、毎日8時間練習していました。両親ともにミュージシャンで、父は沖縄で音楽をやっていたのですが、僕が中学1年生のときにその父から沖縄・コザのバーで「飛び入りで弾いてこい!」と言われました。「実践で学んでいけ」というのが父が教えてくれたことです。自分で経験してみないと始まらない、ということを僕に伝えてくれたんだと思います。

――JUONさんのお母さまは、歌手・女優として活躍された、りりィさんでいらっしゃいますね。お母さまから学んだことはありますか?

JUON:母から歌のテクニックについて言われたことはありません。母は、ただ僕の目をじっと見て歌ってくれました。「音楽を感じる」「音楽は伝わる」ということを教えてくれたと思っています。

――エンディングテーマ曲「北山杉」を歌ってみていかがでしたか? ばんばひろふみさんの歌ですよね。

JUON:このお話をいただいて初めてこの曲を知りましたが、名曲だと思います。京都の世界観とリンクしているこの名曲を歌えてとてもうれしかったです。自分らしく歌うために試行錯誤が必要かと思っていたのですが、自然に歌ったらいいと思えるところまで行くことができました。導かれていたなぁと感じます。

――今日はこのあと、歌っていただけるんですよね

JUON:そのために来たんですよ!!!笑

――最後に、昨年発売されたセカンドアルバムについてうかがいます。「HOPE IN BLACK」、どうしてこのようなタイトルにされたのですか?

JUON:「暗闇の中に希望がある」、という意味です。僕の母が「空に行って」しまい、目の前が真っ暗になりました。でも「この暗い状況を母が望んでいるだろうか」「暗闇の中に希望を感じていくこと――それも“音楽”を通して――それこそが母が望んでいることではないか」と思ったんです。自分の背中を自分自身で押していくというのが大切だと思い、それがこのアルバムにつながりました。

――JUONさんは5月に舞台もひかえているとのことですよね。

JUON:『BACKBEAT』という舞台で、ビートルズ結成にまつわる出会い、友情、葛藤を描いた舞台です。僕はポール・マッカートニー役です。もう日々出演者みんなでスタジオに入って、稽古が始まっています。

――舞台の方も楽しみですね。それでは、皆さまお待ちかね、JUONさんのライブに移らせていただきます。

JUONさんミニライブ

ギター1本を手に歌うJUONさん。その歌声にいつしか会場からは手拍子、そして中には目頭を押さえていらっしゃる方も……。間近なステージから参加者一人ひとりに向けて届けられた歌、その包みこまれるような優しい歌声に、会場は酔いしれました。

2.『京都人の密かな愉しみ』制作の裏話、そして京都の魅力とは――大原千鶴さんトークショーを読む

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