〔プライバシーポリシー改訂のお知らせ〕
2022年4月1日付で、弊社プライバシーポリシーおよび個人情報保護法に基づく公表事項を改訂いたしました。
改訂後のプライバシーポリシーは、こちらでご確認いただけます。
トップ > 商品ジャンルで選ぶ > DVD・ブルーレイ・CD > 自然・紀行 > 日本 > NHKスペシャル 街道をゆく DVD-BOX 全7枚(新価格)

NHKスペシャル 街道をゆく DVD-BOX 全7枚(新価格)

商品番号:23194AA
販売価格 14,630円(税込)
近日入荷
DVD 送料無料
※商品到着後8日以内・未開封の場合返品可
>詳細はこちら

「日本とはどういう国か」「国家・文明・民族とは何か」…司馬遼太郎の思索をたどる。

数量
司馬遼太郎の「街道をゆく」DVDシリーズがリニューアルされ、新価格で登場!
土を、踏む。風に、聴く。声と、出会う。そしてはるかな時を、観る。いま、日本という土(くに)を、識(し)る。


作家・司馬遼太郎が、突然の死によって幕を閉じるまで25年にわたり書き続けた壮大な思索紀行文学『街道をゆく』。「日本とは」、「日本人とは」。彼が旅をしながら求めたのは“日本人の祖形”。それは「国家・文明・民族とは何か」という大いなる問いへと紡がれていく…。
このドキュメンタリーは、司馬遼太郎が旅した足跡をたどり、そこにある風景、人々の営み、風土を追体験しながら、彼が何を見い出し、何を思索したのかを、現代の日本が歩んできた道程と重ね合わせながら映像化したものである。



(Disc.1)
プロローグ 時空の旅人・司馬遼太郎

『街道をゆく』は作家・司馬遼太郎が約25年にわたって書き続けた壮大な思索紀行文学である。その踏破した道筋は、日本はもとより、アジア・ヨーロッパ・アメリカの各大陸にまで及んだ。司馬遼太郎がその地の風土と人々の営みの中で見い出そうとしていたのは、「日本とはどういう国か」「日本人とは何者か」「国家・文明・民族とは何か」という問いに対する答えだった。
プロローグ編では「湖西のみち」「竹内街道」「沖縄・先島のみち」「砂鉄のみち」「潟のみち」「檮原(ゆすはら)街道」「陸奥の道」などを紀行しながら、司馬遼太郎の25年間の思索を日本の四半世紀と重ね合わせて映像化していく。

(Disc.2)
第1回 湖西のみち・韓(から)のくに紀行
「日本民族はどこから来たのだろう…」。25年に及ぶ壮大な歴史思索紀行『街道をゆく』は、この問いから始まった。そして近江・琵琶湖畔をたどる「湖西のみち」から、その一歩を踏み出した。この地で、はるかな昔、国境も無い頃に朝鮮半島から渡来した人々の痕跡に出会い、司馬遼太郎の想いは「韓(から)のくに」=韓国へと向かった。

第2回 モンゴル紀行
モンゴルは司馬遼太郎にとって少年時代からの憧れの地であった。モンゴルはかつて大帝国を築きながらも、近代以降はロシア、中国、そして日本という大国の狭間で過酷な歴史を歩まざるを得なかった。モンゴルの人々が歩んだ歴史を思索しながら、現代そして未来の可能性について洞察していく。

(Disc.3)
第3回 北のまほろば
青森県出身の作家・太宰治が“日本の袋小路”と形容し、その貧しさを嘆いた津軽地方、南部地方を、司馬遼太郎はあえて“北のまほろば”と称えてみせた。青森の紀行を通し、三内丸山遺跡に代表される古代から続いてきた北の大地の変遷を掘り下げ、現代に照らし返せる灯火を見い出そうとする。

第4回 南蛮のみち
司馬遼太郎は「日本の在来文化を多彩にし、様々な刺激を与えてくれた」と、その先駆者となったフランシスコ・ザヴィエルに深い敬愛と感謝の念を持ち続けていた。そして『街道をゆく』最初のヨーロッパの旅をザヴィエルの故郷バスクに見定めた。バスクの風土や歴史、そして人々の暮らしを見聞しながら、ザヴィエルとの感動的な出会いを果たす。

(Disc.4)
第5回 長州路・肥薩のみち
「長州藩と薩摩藩はなぜ明治維新の原動力たりえたのか」このテーマは、維新革命に大きな関心を持つ司馬遼太郎にとって、重要な問いであった。そして『街道をゆく』の最も初期に、山口県の「長州路」、熊本県・鹿児島県の「肥薩のみち」を紀行し、その原因を探っていく。

第6回 本郷界隈
司馬遼太郎は明治に形づくられた街、東京の「本郷」を訪れた。東京大学のお膝元であるこの土地で、維新直後の「明治国家」に思いを馳せ、西洋文明の受容と分配を担った「配電盤」としての本郷に注目する。旅の道連れは文豪・夏目漱石。司馬遼太郎は、東京帝国大学と漱石を通して「近代日本の誕生」を見つめようとしていた。

(Disc.5)
第7回 オランダ紀行
江戸時代、長崎・出島のオランダ商館から伝えられた西洋文明を、司馬遼太郎は、「暗箱のような日本に射し込んでいた唯一の外光」だったという。そのオランダの歴史を知る旅。オランダ人の生き方、自由と個人を基盤とした社会を通し、将来の日本のたどるべき指針は何かを探る。

第8回 沖縄・先島への道
司馬遼太郎が沖縄について思索する時、常に心に刺さる「大きな棘(とげ)」であった沖縄問題。その「大きな棘」を抱え、本土復帰から2年を経た沖縄に旅立った。日本とは何か。日本人の本来の姿とは。「稲を植え、漁労をして暮らしていた倭人」たちの風姿が残された先島諸島を訪ね、日本という国の原型を確認し、未来へと続くメッセージを探り当てていく。

(Disc.6)
第9回 奥州白河・会津のみち
平安朝の時代、京の都びとにとって奥州は恋焦がれる土地だった。司馬遼太郎の旅は歴史の故事を折にふれてひきながら、白河の関から会津へと街道ををたどり、その魅力の源泉を訪ね歩く。と同時に、平安朝から明治維新にかけて東北が経験した息苦しいばかりの現実にも視線を凝らし、時の中央政権と向かい合って生きてきた人々の真摯(しんし)な姿を追い求める。

第10回 オホーツク街道
今からおよそ1,500年前、北海道オホーツク海沿岸に、謎の海獣狩猟民族「オホーツク人」が数百年にわたって暮らしていた。司馬遼太郎は、このオホーツク人を追って400キロに及ぶ長大な北海道オホーツク海岸への旅に出た。北の大地に広がった文化の共通性と多民族国家、日本の姿を知る。

(Disc.7)
第11回 十津川街道
十津川村。奈良県の最南端、紀伊半島のほぼ中央に位置し、1,000メートル級の山々が連なる秘境ともいうべき山村である。この十津川が、免租という特権を守るため、保元の乱や大坂の陣、そして明治維新と日本史の節目ごとに中央に兵を繰り出してきた特異な歴史を持つことに司馬遼太郎は注目する。

第12回 愛蘭土(アイルランド)紀行
司馬遼太郎は、長い間日本から遥かに遠い僻陬(へきすう)の海に位置するアイルランドに強い関心を持ち続けてきた。その国はかつてシーザーも征服欲を刺激されないといわれるほど厳しい風土の国であった。しかし司馬遼太郎はアイルランド人が古代ケルト民族から受け継いできた比類ない「想像力」と、孤高の精神を見つめようとする。



原作:司馬遼太郎
題字:棟方志功
画:須田剋太
音楽:冨田 勲
朗読:田村高廣
語り:柿沼 郭

○1997~1998年 NHKスペシャル「街道をゆく」として放送

*DVD7枚組/計653分収録/画面サイズ 1~4が「4:3」、5~7が「16:9LB」/日本語字幕付

※ブラウザ表示の都合上、「遼」の字を使用しています。正しくは「しんにょう」の点が2つです。
ページトップへ