NHK DVD 大河ドラマ 幕末読本 ~大河ドラマを丸ごと楽しむポータルサイト~

大河ドラマをより身近に、よりリアルに体感できる 「花燃ゆ」ゆかりの地をご紹介!!

  • 萩
  • 防府
  • 前橋

いまから訪れたい『花燃ゆ』ゆかりの地2
防府 文こと楫取美和子とその夫・素彦が終の住み処とした安らぎの地

防府

スマートフォン・タブレット用観光アプリ 花燃ゆ まちあるきマップ 無料!

  • 楫取夫妻のお墓 JR防府駅南口から約1km、桑山の東麓にある大楽寺に楫取素彦・美和子夫妻のお墓があります。詳しくみる
  • 防府天満宮 境内の暁天楼には、高杉晋作をはじめとする維新の志士たちが滞在したといわれ、彼らが墨で文字を書いたと言われる戸袋が残っています。また歴史館には、野村望東尼が薩長軍の倒幕の成功を祈るため、7日間神社に詣でた時に奉納された和歌が保管されています。詳しくみる
  • 三田尻御茶屋(英雲荘) 萩藩2代藩主綱広によって設置された萩藩の公館。昭和14年、毛利家から防府市に寄付され、晩年をこの地で過ごした7代藩主重就の法名から「英雲荘」と命名されました。詳しくみる
  • 大和屋政助の船蔵 元治元年11月、俗論派に追われた高杉晋作が頼ったのが飛船問屋の大和屋政助。政助はすぐに高杉を飛船に乗せ、夜の暴風雨のなか下関まで送ったと伝えられています。詳しくみる
  • 富海の海 久坂玄瑞や高杉晋作が飛船で上京した港があり、楫取素彦が海水浴を楽しんだ砂浜のある瀬戸内の美しい海です。詳しくみる
  • 桑山の招魂碑 明治25年、山田顕義(日本大学、國學院大學の創設者)によって建立された御楯隊、整武隊、三田尻海軍局など100余人の志士たちの招魂碑。楫取素彦の兄・松島剛蔵の墓碑もあります。詳しくみる
  • 旧毛利家本邸(毛利博物館) 邸内の博物館には国宝4件7点をはじめとする、旧長州藩主毛利家に伝来する宝物を随時展示しています。あわせて、国の文化財に指定されている庭園と屋敷を公開しています。詳しくみる

波乱万丈の生涯の最後をこの地で静かに終えた文

山口県中南部の周防灘に面する防府市は、奈良時代に周防国の国府、国分寺が置かれたことからその名がつけられたとされています。かつて三田尻とも呼ばれていたこの地は幕末の志士たちともゆかりが深く、坂本龍馬が土佐藩を脱藩して下関に向かう際に立ち寄っていますし、文久3年8月18日の政変において京都から追放されたいわゆる七卿落ちの際、三田尻御茶屋が七卿の滞在所として使用されました。また市内にある防府天満宮は日本で最初の天満宮として創建され、幕末のころには多くの志士たちが至誠の神として菅原道真公を崇拝し、信仰していたといわれます。さらに国の重要文化財に指定されている旧毛利家本邸や、東行こと高杉晋作の最期を看取った野村望東尼の墓所、長州藩諸隊の一つ“御楯隊”の調練場であった桑山招魂場など歴史好きにはたまらない見どころが多数点在しています。

明治2年、現在の防府市の初代市長ともいえる三田尻管掌となったのが、文の姉・寿の夫である楫取素彦です。その後、素彦は群馬県令や元老院議官、貴族院議員、宮中顧問官を歴任。男爵となり政界を引退した素彦は妻亡きあと後妻に迎えた文(美和子)とともに明治26年、三田尻を安住の地と定め移り住みます。

そして大正元年8月14日、この地で死去。84歳でした。生前の勲功に対し、素彦は没後に正二位に追叙され、勲一等瑞宝章を追贈されました。素彦の死から9年後の大正10年、美和子79歳で死去。幕末から明治、大正にわたる波乱に満ちた生涯にピリオドを打ちました。没後は防府市内の大楽寺にある夫・素彦のお墓の隣に手厚く葬られ、いまも静かに眠っています。

大河ドラマ館は2016年1月11日をもって閉館いたしました

龍馬や高杉も歩いた防府で幕末の志士気分を満喫 ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館「文の防府日和。」

“ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館”が開設されているルルサス防府は、2006年にオープンした複合商業施設。10の飲食店に加え、ファッションからジュエリー、雑貨、おみやげなどさまざまなショップが立ち並んでいます。ドラマ館では、ドラマ制作の裏側を体感できる記念撮影スポット、坂本龍馬や高杉晋作らが密議を交わしたとされる英雲荘のジオラマ展示、志士が三田尻の町を往来する様子を映像化した「志士闊歩の地・防府」CG再現など、大河ドラマの世界観を存分に体験していただけます。また、防府市ならではの特別企画として楫取素彦が塾長を務めた越氏塾の教えをいまに伝える孔子像や釜、さらに美和子(文)の直筆の手紙や久坂玄瑞からの手紙「涙袖帖」などのお宝も展示。よりディープに『花燃ゆ』の世界をお楽しみいただけることうけあいです。


 無料!スマートフォン・タブレット用観光アプリ 花燃ゆ まちあるきマップ 詳しく見る

【開催期間】
平成28年1月11日(月・祝)まで
【時間】
9:00~19:00
【所在地】
山口県防府市栄町1-5-1(ルルサス防府 2階多目的ホール)JR防府駅より徒歩2分
【入場料金】
大人500円・子ども(小・中学生)200円
※トワイライト割引、JAF会員割引など各種割引制度あり。
※障がい者手帳・療育手帳などを所持する方と介護者1名は、手帳の提示で無料となります。
※大河ドラマ館と防府天満宮歴史館、英雲荘、毛利博物館の4施設に入場できるお得な「ほうふ志士闊歩入場券」(大人1,000円・子ども500円)もございます。(ただし、毛利氏庭園へは別途入園料が必要ですのでご注意ください)
【お問い合わせ先】
ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館入場券販売管理センター
TEL.080-2934-4335

花燃ゆ大河ドラマ館 大河ドラマ館担当プロデューサ―の「ココがオススメです!!」

お勧めは3つ。一つ目は、楫取素彦(当時は小田村伊之助)と文の出会いのシーンを再現。実は三田尻(現在の防府市)は素彦と文の終焉の地であるということから、ドラマ館では二人の出会いから始まっていくドラマ(物語)と終焉の地の防府市(地域)を結びつける構成としています。ドラマも終盤に入ってきますので、プレイバックとしてもお勧めです。
二つ目は、英雲荘のジオラマ展示です。志士闊歩の地・防府の英雲荘ですが、実は時代によって規模が大きく変遷しています。その中でも最大規模の時代をジオラマで再現しました。ジオラマの中にお気に入りの志士が隠れているかもしれません。是非探してみてください。
三つ目はゆかりの地解説タッチパネルです。市内の『花燃ゆ』ゆかりの地へのルートをわかりやすく解説します。大河ドラマ紀行も見ることができます。個人的には三田尻港にある潮彩市場の海鮮丼は食べごたえありでオススメです!

NHKエンタープライズ イベント・映像展開 チーフ・プロデューサー
鈴木 晃

ページTOPへ

DVDについてのお問い合わせ 03-5478-0829 その他大河ドラマ幕末読本についてのお問い合せ 03-5478-8222

大河ドラマ「花燃ゆ」のゆかりの地を巡る観光アプリ スマートフォン・タブレット用観光アプリ 無料! 花燃ゆ まちあるきマップ