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大河ドラマをより身近に、よりリアルに体感できる 「花燃ゆ」ゆかりの地をご紹介!!

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いまから訪れたい『花燃ゆ』ゆかりの地3
前橋 時代は明治。文が再婚し、また新たな人生を歩み始めた舞台

前橋

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  • 前群馬県令楫取君功徳碑 前橋公園芝生広場にある碑で、傍らには防府天満宮から譲り受けた梅の木“至誠の梅”が植えられています。詳しくみる
  • 臨江閣本館(群馬県指定重要文化財) 近代和風の木造建築で県の重要文化財。明治17年9月、楫取の提言で有志らの協力と募金により迎賓館として建てられました。詳しくみる
  • 臨江閣茶室(群馬県指定重要文化財) 茶室は楫取や県職員の寄付によるものです。明治17年11月完成。詳しくみる
  • 臨江閣別館(前橋市指定重要文化財)詳しくみる
  • 正覺山 清光寺 当時の群馬県が念仏不毛の地であることを憂いていた寿が、西本願寺の明如法主に請うて創設された本願寺説教所が発祥とされています。
  • 下村善太郎翁像 生糸商人の代表であった下村善太郎は、私財を投じて楫取県令を支えました。明治25年市制が施行されると、初代市長となりました。詳しくみる

母・滝の説得を受け入れ義兄のもとへと嫁いだ文

前橋という地名のルーツをたどると「厩橋(まやはし)」という名にたどり着きます。厩橋は今日、利根川が流れているあたりに架かっていた橋を「駅家(うまや)の橋」と呼んでいたことから、いつしか地名として定着したと伝えられています。その厩橋が「前橋」に改められたのは17世紀半ば、のちの大老・酒井忠清が城主のころでした。現在の群馬県庁本庁舎のある場所が、前橋城本丸御殿の跡地です。

文の姉・寿の夫となった小田村伊之助が藩命により名を楫取素彦と改め、明治維新後、足柄県参事から熊谷県権令、熊谷県令を経て群馬県最初の県令となったのは、明治9年のこと。吉田松陰が罪人として江戸送りになる際、伊之助に松下村塾の後事を託すとともに、孟子の「至誠にして動かざる者未だ之れあらざるなり」との言葉を伝えたというエピソードが残されていますが、群馬県令となった楫取は、まさに「至誠」をもって県政を行ったと言われています。

寿は群馬県令となった楫取を内助の功で支えましたが、中風症から胸膜炎を併発し明治14年1月に死亡。文に楫取との再婚を促したのは、母の滝でした。当初「貞女二夫にまみえず」と文はその申し出を拒絶しましたが、滝は「こうすることが亡夫・玄瑞や亡姉・寿、亡兄・松陰の願いであろう」とさらに説得。ついには文も再婚を決意するに至りました。

再婚に際し、文はいったん杉家に復籍し、名前も美和子と改めました。二人の正式な結婚は明治16年となっていますが、寿が亡くなった明治14年末には前橋へとやって来て楫取の身のまわりの世話を行っています。以来、楫取が元老院議官に転任する明治17年まで、二人は前橋で過ごしました。

大河ドラマ館は2016年1月31日をもって閉館いたしました

初代群馬県令・楫取素彦と美和子の足跡をたどる ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館

“ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館”は群馬県庁昭和庁舎2階北側部分にて、約400平方メートルのスケールで開催されています。出演者紹介や番組情報はもちろんのこと、シアター展示や衣装展示コーナー、さらにはドラマの松下村塾のセットが再現され、多角的に『花燃ゆ』の世界をお楽しみいただける充実した内容を実現しました。加えて初代群馬県令を務めた楫取素彦にちなんだ県令室や群馬県域における楫取素彦の功績紹介コーナー、また世界遺産である富岡製糸場チャリティコーナーなど群馬・前橋ならではの魅力的なコーナーもございます。いよいよ終盤に入ってくる『花燃ゆ』の舞台・前橋にぜひ足を運んでいただき、楫取素彦とその妻となった美和子の足跡をたどってみてください。


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【開催期間】
平成28年1月31日(日)まで
【時間】
9:00~17:00(最終入場16:30)
【所在地】
群馬県前橋市大手町1-1-1(群馬県庁昭和庁舎2階)
【入場料金】
大人500円・子ども(小・中学生)200円
※20名様以上の団体および障がい者手帳・ぐーちょきパスポート・ぐーちょきシニアパスポート提示の場合は大人400円・子ども160円
【お問い合わせ先】
ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館入場券販売管理センター
TEL.027-289-3533

花燃ゆ大河ドラマ館 大河ドラマ館担当プロデューサ―の「ココがオススメです!!」

近代群馬の基礎を築いた楫取素彦をより全国発信するためにオープンした「ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館」。素彦のことを映像やクイズを通して多くの方々に知っていただければと思います。素彦を十分理解した後には、式典用の県令服を着て、記念撮影することができるコーナーもあります。素彦になった気分で県令席に座り、前橋の思い出を写真とともにお持ち帰りください。また大河ドラマ館内に登場するキャラクターは、ゆるキャラグランプリに輝いた「ぐんまちゃん」をデザインした方と地元デザイナーによるもの。こちらもお楽しみください。

NHKエンタープライズ イベント・映像展開 エグゼクティブ・プロデューサー
谷宮 崇文

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