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吉永小百合主演。
病を背負いながらも懸命に生きる芸者・夢千代の姿が胸を打つ、夢千代日記最終シリーズ。
はる家に逃げ込んできた記憶喪失の男を、なぜか放っておけずかくまう夢千代。
「どうか私に助けさせて下さい。」
「私は治らない病気を持った人間です。助けばかりよんでいる人間です。」
「ですから、誰かの力になりたいんです。」
【収録内容】
■DISC.1
第1回~第4回 (180分)
神戸の病院から山陰の湯の里へと帰る途中、夢千代をのせた列車は餘部の鉄橋に差しかかった。ふいにある男が立ち上がり、窓ガラスを素手で叩き割ってしまう。男は取り調べを受けるが自分の名前も思い出すことができない。記憶を失っているようだ。男は警察署から逃亡し、夢千代の「はる家」に逃げ込む。夢千代は、なぜかこの男を放っておくことができず、身元保証人となり、男ははる家に身を寄せることになった。
■DISC.2
第5回~第7回 (135分)
長年はる家を支えてくれたおスミさんが、夢千代が広島に行き不在の間に静かに出ていった。38年前、大陸に置き去りにし見殺しにしたと思い悩んでいた息子と暮らす決心をしたのだった。一方、はる家に身を寄せていた男は、自分は「タカオ」という名前ではないかと言い出す。そして自分が人を殺したことをはっきり覚えているとも言う。それ以外の記憶を失い苦悩する男に、夢千代は助けさせて欲しいと告げる。
■DISC.3
第8回~最終回 (135分)
孝夫の過去が明らかになった。ボクシングの対戦相手が試合後死亡し、そのことを気にするあまり、臆病になった孝夫はその後の試合で頭に強いパンチを受け、入院、病院から逃げ出したのだった。再び船にのるという孝夫に、夢千代は「あなたの戦う姿が見たい」という。孝夫は、勝てば夢千代の病気が治ると信じて、もう一度リングに上がることを決意する。孝夫の再起戦は、横浜で行われることが決まった。
【出演】
吉永小百合、松田優作、秋吉久美子、樹木希林、中条静夫、夏川静枝、せんだみつお、田崎 潤 ほか
作:早坂 暁
演出:深町幸男、外園悠治、永野 昭
音楽:武満 徹
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【吉永小百合コメント/夢千代について】
夢千代は、広島で胎内被曝し、病に冒されますが懸命に生きています。
計り知れないほどの辛さと、悲しみを知っている女性です。
私は夢千代のことをマリア様か、観音様のようにやさしい女性だと思っていました。
でも演じていくうちに私の夢千代感は変わりました。
夢千代は、自らの明日をも知れない命との戦いを、人にやさしくすることで奮い立たせていたのです。
自分を助けるために人を助け、人を愛することで、自らの生を確かめていたのでした。
そう感じた時、私は夢千代のことをいっそう好きになりました。
夢千代は私にとって今でも、大切な女性です。
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*DVD3枚組
*収録時間:本編450分
※現存するマスターの状態により、お見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。
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