【通販価格】
女は一皮むけば、闘いの神様、阿修羅のようである。
静かに定年後を過ごす父親、しとやかな母、それぞれの人生を送る四人の娘たち。
一見、平穏そうな家族関係のかげに密かに渦巻く嫉妬や猜疑心を、辛辣に、繊細に描き出した向田邦子の代表作。
*現存するマスターの状態により、お見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承下さい。
■阿修羅のごとく
竹沢家の長女・網子は未亡人で活け花教師、次女・巻子は専業主婦、三女・滝子は図書館司書で独身、四女咲子はボクサーと暮らしている。ある日、姉妹の老いた父親・恒太郎には世話をしている女と子供がいることが発覚。そのことが、こともあろうに新聞の投書欄に掲載されてしまう。姉妹の誰かが投稿したらしい。いったい誰がそんなことをしたのか・・・。母親のふじにそのことがばれないようにしなくてはと4人姉妹は実家に集合して、母親の様子を伺っていた。だが、それぞれ自分自身を振り返れば、恋愛、不倫、嫉妬の渦中にあり、母親をかばう気持ちもあれば、父親の気持ちもわかるという複雑な心境に陥っていく…。
DISC.1:第一話「女正月」、第二話「三度豆」
DISC.2:第三話「虞美人草」 特典映像:「向田邦子さんの思い出」八千草薫、いしだあゆみ、風吹ジュン
○1979年1月13日、20日、27日 NHK総合「土曜ドラマ 向田邦子シリーズ」にて放送
■阿修羅のごとく 全集 パートII
一人暮らしとなった恒太郎が寝タバコでボヤ騒ぎを起こしてしまう。4人姉妹は再び実家に集まって、今後の父の事を話し合う。結局、滝子と交際中の勝又が下宿をすることになる。その後、ようやく滝子と勝又の結婚が決まり、結婚式当日、ボクシングの全日本チャンピオンとなった夫・陣内と咲子もやってくる。しかし突然陣内が倒れ、やがて意識が戻らなくなってしまう。一方、巻子は夫・鷹男とその秘書・赤木啓子の浮気を疑っていた。網子は桝川との不倫を清算できず、ガス中毒騒ぎを起こしてしまう。そして、恒太郎は、別れた愛人との間に生まれた息子と密かに会っていた…。
DISC.1 第一話「花いくさ」、第二話「裏鬼門」
DISC.2 第三話「じゃらん」、最終回「お多福」 特典映像:「向田邦子さんの思い出」市川森一、早坂暁
○1980年1月19日、26日、2月2日、9日 NHK総合「土曜ドラマ 向田邦子シリーズ」にて全4回の放送。
(本編272分+特典10分)
【封入特典】
・ミニ解説書
「関連商品」バリエーションを全部見る
-
阿修羅のごとく
-
阿修羅のごとく 全集 パートII 全2枚セット
-
「阿修羅のごとく」「阿修羅のごとく 全集 パートII」 2巻セット