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誠の名に集いし若者たちの青春群像
【収録内容】
■第1回 『黒船が来た』
元治元年(1864)、京都。近藤勇率いる新選組が不逞浪士の取締りに出動。長州藩の巨魁・桂小五郎は取り逃がしたものの沖田総司らの活躍もあって大きな成果をあげる。事件の顛末を耳にした坂本龍馬は近藤と初めて出会い一緒に黒船見物に行った10年前の“あの頃”を思い起こす。浦賀に来航した黒船に魅かれた近藤と土方歳三が船内に忍び込もうとしたが叶わず、自分達の小ささを思い知った頃だった。
■第2回 『多摩の誇りとは』
親友の歳三と再会した勇は横行している盗賊の退治を多摩の後援者から頼まれる。滝本捨助が雇った助っ人の永倉新八と協力して退治に成功するが、その際に勇は歳三を助けるために初めて人を斬ってしまう。落ち込んでいた勇は歳三の兄の為次郎から「歳三と二人で時代を斬り結べ」と励まされる。
■第3回 『母は家出する』
自宅に招いた龍馬らが交わす天下国家の話に刺激を受ける勇。その頃、勇の縁談を巡って父の周助と母のふでが激しい夫婦喧嘩。結果、母が家を出て行ってしまう。そんな時、詐欺まがいの道場破りがばれて袋叩きにされた歳三が勇の前に現れて「強くなりたいから入門させれくれ」と頼み込んでくる。
■第4回 『天地ひっくり返る』
試衛館道場には居候が多くて台所は火の車。勇は稽古代を集金に行った門人宅で山口一(のちの斎藤一)と出会う。当の門人は料理屋の主人に扮した芹沢鴨の手引きで逃亡してしまう。一方、勇の不在時に訪ねて来た山南敬助を道場破りと勘違いした周助や土方は大騒ぎ。そして城下では『桜田門外の変』で井伊直弼が暗殺。憤死した襲撃浪士の中には、逃亡した門人の姿があった。
■第5回 『婚礼の日に』
武家の娘つねと祝言をあげた勇は実兄の宮川音五郎から宮川家代々の下帯を贈られ感無量。歳三は招待した道場主の出席がなく不機嫌だが、試衛館の食客達は各々の持ち場で宴を支えている。そんな祝宴の最中、傷ついた山口一が逃げ込んで来て、追っ手の役人と悶着が起きる。勇は祝言そっちのけで、芹沢鴨に山口の闘争を頼みに行く。
■第6回 『ヒュースケン逃げろ』
奉納試合の帰り道、勇と歳三は米国公使通訳のヒュースケン暗殺の企みに巻き込まれ、報酬目当てで異人狩りを引き受けた永倉と再会する。勇は暗殺の阻止を決意し、ヒュースケンと接触する。そして異人の心にも日本を愛する気持ちや武士道の精神があることを知り感動する。救出に成功した勇は永倉を試衛館の客分として迎える。
■第7回 『祝四代目襲名』
勇の四代目襲名披露のため、府中六所明神に集まった天然理心流の門弟達が、紅白に分かれて野試合を行う。その夜の宴席で、原田左之助が試衛館の客人になることを宣言する。龍馬もまたお祝いに駆けつけて来る。血判状が原因で勇と龍馬があわや決闘寸前となるが、互いの立場の違いを思いやる友情が芽生え始めていた。
■第8回 『どうなる日本』
勇は講武所の松平主税助に挨拶に行って袖の下を渡す。教授方への就任を約束された勇だが、覇気のない講武所の実態を知る。訳あってエゲレス公使館を訪ねた勇は原田やみつらとイギリス人殺傷事件に遭遇する。
■第9回 『すべてはこの手紙』
講武所への出仕を反故にされた勇は「農民出身ゆえに不採用になった」と勝海舟から指摘される。一方、お琴と逢引していた歳三は彼女の兄らに袋叩きにされる。平凡な人生を送るしかないのか…と諦めかけていや勇は、つねが隠していた浪士組結成を知らせる山南の手紙を目にして自分が進むべき道を発見する。
■第10回 『いよいよ浪士組』
浪士組結成の献策をした清河八郎と対面した勇は涙ながらに参加を要請されて感動する。養父の周斎は勇の決意を快く認めるが、食客以外の門人達は参加に難色を示し、勇は出鼻を挫かれてしまう。入隊受け付けの日、予定数を越えて集まった浪士達の中に沖田の姿があった。勇から江戸残留を言い渡されたにもかかわらず、前髪を落とした姿で現れた沖田は勇に強く同行を懇願する。
■第11回 『母上行ってきます』
浪士組が京へ出立する日が近づく。浪士組結成の首謀者である清河八郎は、実は浪士組を尊王攘夷の先鋒として利用する計画であることを山岡に打ち明ける。そして、義母のふでに呼びつけられた勇は「武士よりも武士らしくなって戻ってきなさい」と温かい言葉で送り出される。
■第12回 『西へ!』
浪士組出立の日、隊の編成が発表される。勇は無役のヒラ隊士の扱いであった。芹沢鴨は隊の編成に難癖をつけるが粕谷新五郎に力で捻じ伏せられる。捨助から大金を騙し取った歳三は、その金を袖の下に使って勇を先番宿割の役につける。
■第13回 『芹沢鴨、爆発』
本庄宿に到着した勇は宿割りのお役目に奔走するが上手くさばけない。そんな勇の姿を見た歳三は試衛館の面々を動員。的確な差配で宿割りを成し遂げる。しかし素行不良の芹沢鴨に誤って鳥小屋を割り当ててしまう。つむじを曲げた芹沢は本庄宿の真ん中で巨大な焚き火を始めるという暴挙に。この場面で勇は炎の前で身体を張って芹沢に向き合い、見事にその場を収める。
■第14回 『京へ到着』
京都に到着した勇ら浪士組は清河八郎に呼び出されて朝廷への建白書に署名させられる。勇たちは八木源之丞邸を寄宿先として生活を始めるが、家族にとっては甚だ迷惑そうである。そんな折、清河から「今後、浪士組は朝廷のために働くことになる」と宣言され、幕臣の佐々木只三郎は愕然とする。
■第15回 『行くか、残るか』
勇たちが寄宿する八木邸では娘のひでが男たちから身を守るため男装して過ごしていた。その八木家の娘ひでを相手に剣術を教えながら長閑な時を過ごしていた時、浪士組の江戸帰還という情報を耳にした歳三は「京都で自分達だけの浪士組を作ろう」とする。そんな時、清河八郎が「今後、浪士組は朝廷の兵となって攘夷のために江戸へ帰還する」と宣言。しかし勇ら試衛館の面々は芹沢鴨らとともに反旗を翻し京都に残留する。
■第16回 『一筆啓上、つね様』
江戸に残るつねのもとに勇から、京都での奮闘ぶりを伝える一通の手紙が届く。そこには“勇たちが新しい浪士組を作るために仲間を増やそうと悪戦苦闘している様子”、“寄宿先の八木家での暮らしぶり”、“(本当は何も出来なかったが)上洛した将軍の警護に就いたこと”、そして“会津藩主で京都守護職の松平容保に面会して壬生浪士組が正式に会津藩預かりとなったこと”などが綴られていた。
■第17回 『はじまりの死』
会津藩主の松平容保に謁見した後、会津藩預かりとなった浪士組。組名や組長をどうするかを話し合うが、それぞれの思惑が絡んで一向に収拾がつかない。そんな頃、殿内義雄が浪士組の動向を江戸へ報告するために残った間諜だと発覚。疑心暗鬼になっている芹沢が殿内を斬ってしまう事件が起こる。
■第18回 『初出動!壬生浪士』
勇は龍馬から「日本の将来のためには海軍が不可欠だ」と力説される。しかし、相も変わらず浪士組では試衛館の面々と芹沢一派による主導権争いが続き、虚しい日々が過ぎてゆく。そんな中、長州の久坂玄瑞らが立てた“幕府を揶揄した数え歌”の立て札が京都の町で話題となる。その取り締まりを命じられた浪士組は、立て札を引き抜くことで長州と対立する立場を鮮明にする。
■第19回 『通夜の日に』
八木家では姑の久が、唯ひとり心を許した原田に見守られながら天命を全うする。葬儀一切の仕切りを任されたのは勇ら浪士組。焼香の場に突然、現れたのは対立する長州藩の久坂玄瑞。勇に「長州藩の邪魔をするな」と忠告して一触即発の場面に。無事に葬儀が執り行われたあと、誠意を尽くして葬儀を仕切った勇たちに対して、今までの誤解を詫びる八木家の面々。勇らは実はひでが女性であったと打ち明けられる。
■第20回 『鴨を酔わすな』
隊服を新調した浪士組の勢力拡大のために歳三は新入隊士を募集する。勇は龍馬から「清河八郎が佐々木只三郎に暗殺された」と聞く。そのころ芹沢は、桂ともめたり、会津藩の目付け役にまで毒づいたりと、少しずつ破滅への坂を転がり始める。
■第21回 『どっこい事件』
将軍が江戸へ戻り、勇は松平容保のためにだけ京都に残って働くことを決意する。芹沢は大坂で一人の力士を斬り殺した事で力士達と乱闘となり、その際に総司は初めて人を斬る。この騒動を知って単身で先方に乗り込んだ勇は誠意でこの不幸な事件を収める。存在感がますます大きくなってゆく勇を目の当たりにして、芹沢のいら立ちは爆発寸前にまで膨張する。
■第22回 『屋根の上の鴨』
会津藩主の松平容保公じきじきに「今後も会津藩預かりの浪士組として励むように」との許しを得た勇は、実質的な実入り確保と相撲部屋との親睦を兼ねた相撲興行を開催して見事に成功させる。反面、存在感が薄くなりつつある芹沢はお梅の甘言に乗せられ、金銭の供出に応じない大和屋を手当たり次第に打ち壊す。
■第23回 『政変、八月十八日』
勇は会津藩より芹沢の振る舞いをとがめられる。文久3年(1863)8月18日、禁裏から長州勢力の駆逐を決意した会津と薩摩は、禁裏締め出しを決行。松平容保公から出動を命じられた新選組は会津藩からの下知を待たずに禁裏へと進軍。芹沢の押しの強さで割り振られていた持ち場のお花畑に布陣する。
■第24回 『避けては通れぬ道』
勇が反対するも歳三と山南は芹沢を排除することを決意する。芹沢の取り巻きから除いていく方針を立てた歳三らは、まず新見錦を罠に陥れ、整備したばかりの法度に違反したとして切腹に追い込む。次は自分の番だと追い込まれた芹沢は、お梅と戯れる総司を目にした瞬間、我を忘れて殴りつける。
■第25回 『新選組誕生』
勇は、歳三が抱く野望のなみなみならぬ覚悟を知って芹沢排除に傾いていく。松平容保に拝謁した近藤は「新選組」という新しい隊の名前を頂く。その夜、芹沢暗殺のために仕立てられた宴会で、芹沢から「鬼になれよ、近藤」と心のうちを見透かされる。屯所に着いた芹沢は、自ら望んだ総司の手にかかり、お梅と共に壮絶な最期を遂げる。
■第26回 『局長近藤勇』
新選組の隊士募集で新たに武田観柳斎や山崎烝、谷三兄弟らが入隊する。一方、大阪では、大阪町奉行の内山彦次郎の悪行を歳三が暴いたことから、捕縛された斎藤がて拷問されるなど対立が深まっていく。幕府方の身でありながら佐幕派の浪士組を敵視する内山を獅子身中の虫とみなした勇は内山の暗殺を決意。歳三や総司を差し向けてその命を奪う。
■第27回 『直前、池田屋事件』
日増しに不穏な空気が色濃くなっていく京の都。ある日、武田観柳斎が不逞浪士の探索中に桝屋の土蔵で多くの武器弾薬を発見。歳三による過酷な取調べで桝屋の主人を尋問したところ、不逞浪士が京の街に火を放ち、その隙に帝を長州へ拉致しようとのたくらみを突き止める。
【出演】
香取慎吾、藤原竜也、山本耕史、佐藤浩市、江口洋介 ほか
脚本・作:三谷幸喜
音楽:服部隆之
テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ
【特典映像】
・NHKにて放送されたメイキング番組「大河ドラマ「新選組!」魅力のすべて(25分)」収録
・各巻に「新選組を行く(一部)」を収録
・プレマップ収録
○2004年 放送
*DVD7枚組
★〔なつかしの大河ドラマ〕特集ページはこちら★
誠の名に集いし若者たちの青春群像
【収録内容】
■第1回 『黒船が来た』
元治元年(1864)、京都。近藤勇率いる新選組が不逞浪士の取締りに出動。長州藩の巨魁・桂小五郎は取り逃がしたものの沖田総司らの活躍もあって大きな成果をあげる。事件の顛末を耳にした坂本龍馬は近藤と初めて出会い一緒に黒船見物に行った10年前の“あの頃”を思い起こす。浦賀に来航した黒船に魅かれた近藤と土方歳三が船内に忍び込もうとしたが叶わず、自分達の小ささを思い知った頃だった。
■第2回 『多摩の誇りとは』
親友の歳三と再会した勇は横行している盗賊の退治を多摩の後援者から頼まれる。滝本捨助が雇った助っ人の永倉新八と協力して退治に成功するが、その際に勇は歳三を助けるために初めて人を斬ってしまう。落ち込んでいた勇は歳三の兄の為次郎から「歳三と二人で時代を斬り結べ」と励まされる。
■第3回 『母は家出する』
自宅に招いた龍馬らが交わす天下国家の話に刺激を受ける勇。その頃、勇の縁談を巡って父の周助と母のふでが激しい夫婦喧嘩。結果、母が家を出て行ってしまう。そんな時、詐欺まがいの道場破りがばれて袋叩きにされた歳三が勇の前に現れて「強くなりたいから入門させれくれ」と頼み込んでくる。
■第4回 『天地ひっくり返る』
試衛館道場には居候が多くて台所は火の車。勇は稽古代を集金に行った門人宅で山口一(のちの斎藤一)と出会う。当の門人は料理屋の主人に扮した芹沢鴨の手引きで逃亡してしまう。一方、勇の不在時に訪ねて来た山南敬助を道場破りと勘違いした周助や土方は大騒ぎ。そして城下では『桜田門外の変』で井伊直弼が暗殺。憤死した襲撃浪士の中には、逃亡した門人の姿があった。
■第5回 『婚礼の日に』
武家の娘つねと祝言をあげた勇は実兄の宮川音五郎から宮川家代々の下帯を贈られ感無量。歳三は招待した道場主の出席がなく不機嫌だが、試衛館の食客達は各々の持ち場で宴を支えている。そんな祝宴の最中、傷ついた山口一が逃げ込んで来て、追っ手の役人と悶着が起きる。勇は祝言そっちのけで、芹沢鴨に山口の闘争を頼みに行く。
■第6回 『ヒュースケン逃げろ』
奉納試合の帰り道、勇と歳三は米国公使通訳のヒュースケン暗殺の企みに巻き込まれ、報酬目当てで異人狩りを引き受けた永倉と再会する。勇は暗殺の阻止を決意し、ヒュースケンと接触する。そして異人の心にも日本を愛する気持ちや武士道の精神があることを知り感動する。救出に成功した勇は永倉を試衛館の客分として迎える。
■第7回 『祝四代目襲名』
勇の四代目襲名披露のため、府中六所明神に集まった天然理心流の門弟達が、紅白に分かれて野試合を行う。その夜の宴席で、原田左之助が試衛館の客人になることを宣言する。龍馬もまたお祝いに駆けつけて来る。血判状が原因で勇と龍馬があわや決闘寸前となるが、互いの立場の違いを思いやる友情が芽生え始めていた。
■第8回 『どうなる日本』
勇は講武所の松平主税助に挨拶に行って袖の下を渡す。教授方への就任を約束された勇だが、覇気のない講武所の実態を知る。訳あってエゲレス公使館を訪ねた勇は原田やみつらとイギリス人殺傷事件に遭遇する。
■第9回 『すべてはこの手紙』
講武所への出仕を反故にされた勇は「農民出身ゆえに不採用になった」と勝海舟から指摘される。一方、お琴と逢引していた歳三は彼女の兄らに袋叩きにされる。平凡な人生を送るしかないのか…と諦めかけていや勇は、つねが隠していた浪士組結成を知らせる山南の手紙を目にして自分が進むべき道を発見する。
■第10回 『いよいよ浪士組』
浪士組結成の献策をした清河八郎と対面した勇は涙ながらに参加を要請されて感動する。養父の周斎は勇の決意を快く認めるが、食客以外の門人達は参加に難色を示し、勇は出鼻を挫かれてしまう。入隊受け付けの日、予定数を越えて集まった浪士達の中に沖田の姿があった。勇から江戸残留を言い渡されたにもかかわらず、前髪を落とした姿で現れた沖田は勇に強く同行を懇願する。
■第11回 『母上行ってきます』
浪士組が京へ出立する日が近づく。浪士組結成の首謀者である清河八郎は、実は浪士組を尊王攘夷の先鋒として利用する計画であることを山岡に打ち明ける。そして、義母のふでに呼びつけられた勇は「武士よりも武士らしくなって戻ってきなさい」と温かい言葉で送り出される。
■第12回 『西へ!』
浪士組出立の日、隊の編成が発表される。勇は無役のヒラ隊士の扱いであった。芹沢鴨は隊の編成に難癖をつけるが粕谷新五郎に力で捻じ伏せられる。捨助から大金を騙し取った歳三は、その金を袖の下に使って勇を先番宿割の役につける。
■第13回 『芹沢鴨、爆発』
本庄宿に到着した勇は宿割りのお役目に奔走するが上手くさばけない。そんな勇の姿を見た歳三は試衛館の面々を動員。的確な差配で宿割りを成し遂げる。しかし素行不良の芹沢鴨に誤って鳥小屋を割り当ててしまう。つむじを曲げた芹沢は本庄宿の真ん中で巨大な焚き火を始めるという暴挙に。この場面で勇は炎の前で身体を張って芹沢に向き合い、見事にその場を収める。
■第14回 『京へ到着』
京都に到着した勇ら浪士組は清河八郎に呼び出されて朝廷への建白書に署名させられる。勇たちは八木源之丞邸を寄宿先として生活を始めるが、家族にとっては甚だ迷惑そうである。そんな折、清河から「今後、浪士組は朝廷のために働くことになる」と宣言され、幕臣の佐々木只三郎は愕然とする。
■第15回 『行くか、残るか』
勇たちが寄宿する八木邸では娘のひでが男たちから身を守るため男装して過ごしていた。その八木家の娘ひでを相手に剣術を教えながら長閑な時を過ごしていた時、浪士組の江戸帰還という情報を耳にした歳三は「京都で自分達だけの浪士組を作ろう」とする。そんな時、清河八郎が「今後、浪士組は朝廷の兵となって攘夷のために江戸へ帰還する」と宣言。しかし勇ら試衛館の面々は芹沢鴨らとともに反旗を翻し京都に残留する。
■第16回 『一筆啓上、つね様』
江戸に残るつねのもとに勇から、京都での奮闘ぶりを伝える一通の手紙が届く。そこには“勇たちが新しい浪士組を作るために仲間を増やそうと悪戦苦闘している様子”、“寄宿先の八木家での暮らしぶり”、“(本当は何も出来なかったが)上洛した将軍の警護に就いたこと”、そして“会津藩主で京都守護職の松平容保に面会して壬生浪士組が正式に会津藩預かりとなったこと”などが綴られていた。
■第17回 『はじまりの死』
会津藩主の松平容保に謁見した後、会津藩預かりとなった浪士組。組名や組長をどうするかを話し合うが、それぞれの思惑が絡んで一向に収拾がつかない。そんな頃、殿内義雄が浪士組の動向を江戸へ報告するために残った間諜だと発覚。疑心暗鬼になっている芹沢が殿内を斬ってしまう事件が起こる。
■第18回 『初出動!壬生浪士』
勇は龍馬から「日本の将来のためには海軍が不可欠だ」と力説される。しかし、相も変わらず浪士組では試衛館の面々と芹沢一派による主導権争いが続き、虚しい日々が過ぎてゆく。そんな中、長州の久坂玄瑞らが立てた“幕府を揶揄した数え歌”の立て札が京都の町で話題となる。その取り締まりを命じられた浪士組は、立て札を引き抜くことで長州と対立する立場を鮮明にする。
■第19回 『通夜の日に』
八木家では姑の久が、唯ひとり心を許した原田に見守られながら天命を全うする。葬儀一切の仕切りを任されたのは勇ら浪士組。焼香の場に突然、現れたのは対立する長州藩の久坂玄瑞。勇に「長州藩の邪魔をするな」と忠告して一触即発の場面に。無事に葬儀が執り行われたあと、誠意を尽くして葬儀を仕切った勇たちに対して、今までの誤解を詫びる八木家の面々。勇らは実はひでが女性であったと打ち明けられる。
■第20回 『鴨を酔わすな』
隊服を新調した浪士組の勢力拡大のために歳三は新入隊士を募集する。勇は龍馬から「清河八郎が佐々木只三郎に暗殺された」と聞く。そのころ芹沢は、桂ともめたり、会津藩の目付け役にまで毒づいたりと、少しずつ破滅への坂を転がり始める。
■第21回 『どっこい事件』
将軍が江戸へ戻り、勇は松平容保のためにだけ京都に残って働くことを決意する。芹沢は大坂で一人の力士を斬り殺した事で力士達と乱闘となり、その際に総司は初めて人を斬る。この騒動を知って単身で先方に乗り込んだ勇は誠意でこの不幸な事件を収める。存在感がますます大きくなってゆく勇を目の当たりにして、芹沢のいら立ちは爆発寸前にまで膨張する。
■第22回 『屋根の上の鴨』
会津藩主の松平容保公じきじきに「今後も会津藩預かりの浪士組として励むように」との許しを得た勇は、実質的な実入り確保と相撲部屋との親睦を兼ねた相撲興行を開催して見事に成功させる。反面、存在感が薄くなりつつある芹沢はお梅の甘言に乗せられ、金銭の供出に応じない大和屋を手当たり次第に打ち壊す。
■第23回 『政変、八月十八日』
勇は会津藩より芹沢の振る舞いをとがめられる。文久3年(1863)8月18日、禁裏から長州勢力の駆逐を決意した会津と薩摩は、禁裏締め出しを決行。松平容保公から出動を命じられた新選組は会津藩からの下知を待たずに禁裏へと進軍。芹沢の押しの強さで割り振られていた持ち場のお花畑に布陣する。
■第24回 『避けては通れぬ道』
勇が反対するも歳三と山南は芹沢を排除することを決意する。芹沢の取り巻きから除いていく方針を立てた歳三らは、まず新見錦を罠に陥れ、整備したばかりの法度に違反したとして切腹に追い込む。次は自分の番だと追い込まれた芹沢は、お梅と戯れる総司を目にした瞬間、我を忘れて殴りつける。
■第25回 『新選組誕生』
勇は、歳三が抱く野望のなみなみならぬ覚悟を知って芹沢排除に傾いていく。松平容保に拝謁した近藤は「新選組」という新しい隊の名前を頂く。その夜、芹沢暗殺のために仕立てられた宴会で、芹沢から「鬼になれよ、近藤」と心のうちを見透かされる。屯所に着いた芹沢は、自ら望んだ総司の手にかかり、お梅と共に壮絶な最期を遂げる。
■第26回 『局長近藤勇』
新選組の隊士募集で新たに武田観柳斎や山崎烝、谷三兄弟らが入隊する。一方、大阪では、大阪町奉行の内山彦次郎の悪行を歳三が暴いたことから、捕縛された斎藤がて拷問されるなど対立が深まっていく。幕府方の身でありながら佐幕派の浪士組を敵視する内山を獅子身中の虫とみなした勇は内山の暗殺を決意。歳三や総司を差し向けてその命を奪う。
■第27回 『直前、池田屋事件』
日増しに不穏な空気が色濃くなっていく京の都。ある日、武田観柳斎が不逞浪士の探索中に桝屋の土蔵で多くの武器弾薬を発見。歳三による過酷な取調べで桝屋の主人を尋問したところ、不逞浪士が京の街に火を放ち、その隙に帝を長州へ拉致しようとのたくらみを突き止める。
【出演】
香取慎吾、藤原竜也、山本耕史、佐藤浩市、江口洋介 ほか
脚本・作:三谷幸喜
音楽:服部隆之
テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ
【特典映像】
・NHKにて放送されたメイキング番組「大河ドラマ「新選組!」魅力のすべて(25分)」収録
・各巻に「新選組を行く(一部)」を収録
・プレマップ収録
○2004年 放送
*DVD7枚組
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