日本の名峰 剱岳測量物語 ～明治40年“点の記”～

「死ヲ賭シテ最後ノ登山ヲ試ミマシタ」

剱岳測量の記録「点の記」を追体験する。

ときは明治。難攻不落の山・剱岳の測量に命を賭けた男たちがいた―
決死の覚悟で剱岳の測量に挑んだ、柴崎芳太郎「点の記」をたどるドキュメンタリー。

100キロ以上の資材を背負っての登山、人跡未踏の深い薮、行く手を阻む切り立った岩壁―
古来、その険しさから「地獄の山」と恐れられた剱岳は、100年ほど前まで山容すら窺うことのできない未知の山でした。明治時代、その前人未踏の剱岳に挑み、地図を作るための測量を行うという偉業を成し遂げた男たちがいました。

陸地測量部測官・柴崎芳太郎
柴崎を支えた山案内人・宇治長次郎
※柴崎芳太郎さんの『崎』の字は、正しくは右上が「大」ではなく「立」になります。

明治の男たちが剱岳の頂をいかにして極め、測量を行ったのか―その足跡をたどります。

○2009年放送

*89分収録／画面サイズ16:9LB


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