NHKスペシャル 幻の大戦果 台湾沖航空戦の真相

幻の大戦果は、なぜ、生み出されたのか。
そしてその後の戦局にどのような影響を及ぼしたのか―

【収録内容】
昭和19年10月。
日本の敗色がいよいよ濃くなるなか、日本軍航空部隊はアメリカ海軍空母部隊に総攻撃を行いました。台湾沖航空戦です。数日後、アメリカ海軍の主力を壊滅させたに等しい大勝利が発表されました。国民は沸き返ります。
ところが・・・、この大戦果は「幻」でした。撃沈したはずのアメリカ空母部隊は、この時ほぼ無傷で進撃を続けていたのです。
大本営上層部は、この事実を知りながら作戦を遂行。前線部隊は悲惨な戦いを続け、国民も事実を知らされないまま、戦争は継続されます。
幻の大戦果は、なぜ、どのようにして生み出されたのか。
そしてその後の戦局にどのような影響を及ぼしたのか。
さまざまな資料と手記、関係者の証言をもとに、「架空の大戦果」が創りあげられた過程を検証します。

【封入特典】
リーフレット
・番組制作者による作品解説
・NHK特集・NHKスペシャル大型シリーズ年表

○2002年放送

*収録時間58分／画面サイズ4:3