落語界を背負って立つ大看板!小三治ばなし第二集!
精選した名演CD4枚と解説ブックレットのBOX。
入門編としても永久保存版としても通用する内容です。
噺の楽しさ、登場人物の魅力を徹底的に追いかける噺家、柳家小三治。
多趣味で凝り性の落語家の古典に、今回も「マクラ」を越えた爆笑小三治スーパートークを加えた「小三治ばなし」第二集です。
【収録内容】
■DISC.1
・『薮入り』(やぶいり)(収録時間 46:11)
1993年5月31日 鈴本演芸場 第29回柳家小三治独演会
昔の丁稚奉公では年に2度、盆と正月の16日に薮入りと言って、実家に帰ることを許される。それを唯一の楽しみにしていた頃のお噺。いたずらが過ぎて奉公に出された息子が、立派に成長して帰ってくる。
・『短命』(たんめい)(収録時間 29:05)
1988年8月31日 鈴本演芸場 第12回柳家小三治独演会
隠居のところへ飛び込んできた八五郎。入ってくるなりおかしな事を言う。「伊勢屋の養子が三度も死んだんだよ!」『伊勢屋』は表通りの質屋だが、『三度死んだ』とは?
■DISC.2
・『猫の災難』(ねこのさいなん)(収録時間 39:49)
1988年5月31日 鈴本演芸場 第11回柳家小三治独演会
朝湯から帰ってきて、一人でぼんやりしていると急にお酒が飲みたくなってきた。
しかし、熊五郎は一文無し。逆立ちしたってお酒が飲めるわけがない。「飲みてえ、ノミテェ…」と唸っているところに、隣のかみさんが声をかけた。見ると、大きな鯛の頭と尻尾を抱えている。なんでも、猫の病気見舞いに特大の鯛をもらって、身を食べさせた残りだという。
・『粗忽の釘』(そこつのくぎ)(収録時間 36:51)
1985年4月16日 本多劇場 第7回本多寄席・柳家小三治独演会
今日はとある夫婦の引越しの日。慌てものの男は大きな風呂敷を広げて「オレは風呂敷さえあったらどんなものでも持って行く」と大言壮語。櫓炬燵や漬物石から死んだお婆さんのオマルまで風呂敷に包んで、いざ転居先へ出発と思ったが風呂敷はびくともしない。おかしいなと思ってよく見れば、移動の途中で中身がバラけないようにするために胴括りのつもりで掛けた帯が、家の敷居も一緒に括っていたのだ・・・(上方落語では「宿替え」)
■DISC.3
・『宗論』(しゅうろん)(収録時間 18:40)
1988年8月31日 鈴本演芸場 第12回柳家小三治独演会
息子の藤三郎がキリスト教信者になって旦那は不満でたまらない。何しろ、旦那自身が熱心な浄土真宗の門徒なのである。「小さいときからありがたいお説法を聴かせてあげたのに、死んだ婆さんがさぞや草葉の陰で泣いているだろう。」と今日も番頭相手に愚痴っているところに件の藤三郎が帰ってくる。
・『出来心』(できごころ)(収録時間 44:58)
1988年8月31日 鈴本演芸場 第12回柳家小三治独演会
「広い庭のある家に侵入しろ」といったら公園に忍び込み、「電気がひいてあってこじんまりしたところを狙え」と言われたら交番に盗みに行ってしまうような間抜けな泥棒。兄貴分にも見限られ「泥棒を廃業しろ」と宣告された泥棒は、何とか自分の実力を証明しようととある長屋に忍び込む。ところが、物色している最中に何と家人が帰ってきてしまった・・・
■DISC.4
・『めりけん留学奮戦記』(めりけんりゅうがくふんせんき)(収録時間 64:59)
1990年1月31日 鈴本演芸場 第19回柳家小三治独演会
【封入特典】
・ジュエルケース4枚+28ページ別冊解説書
*CD4枚組/特製三方背BOX
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