松竹キネマ90周年記念発売松竹黄金期"女優王国"を代表する銀幕女優のベストセレクションDVD-BOXシリーズ!原節子 DVD-BOX
数々の名作を世に送り出してきた松竹映画が、今年90周年を迎える。
これを記念して、今年、特集上映やDVD化、CS放送などで日本映画=松竹映画の黄金期を振り返り、大衆娯楽の原点を知る!!
松竹映画の歴史を彩った銀幕女優たち。
かつて"女優王国"と言われた松竹の黄金期を代表する銀幕女優たちの代表作をセレクトしたDVD-BOXシリーズ!
小津安二郎監督をはじめ日本を代表する巨匠たちと遺した名作の数々で世界的な評価も高い、伝説的女優・原節子のDVD-BOX!
【収録作品】
『安城家の舞踏會』
『お嬢さん乾杯』
『東京物語』
【原節子 プロフィール】
1920年6月17日、神奈川県横浜市生まれ。
1935年、14歳の時に義兄である監督・熊谷久虎のすすめで日活玉川撮影所に入所、「ためらふ勿かれ若人よ」で女優デビュー。
1936年 山中貞雄監督 「河内山宗俊」撮影中にアーノルド・ファンク監督に見初められ、日本初の日独合作映画「新しき土」(1937)の主役に抜擢され、一躍、スターダムへ。
その後義兄・熊谷監督と共に日活から東宝へ移籍。
1947年東宝争議を経て、フリーとなり、小津安二郎監督、黒澤明監督、成瀬巳喜男監督などの巨匠監督作品に次々と主演。
1949年、1951年毎日映画コンクール主演女優賞、1951年ブルーリボン主演女優賞を受賞。
特に小津安二郎監督とのゴールデンコンビによる「東京物語」(1953)において日本女性の理想像を示し、世界的にも高く評価されている。
■『安城家の舞踏會』
愛と真(まこと)は人間生活の至情、本格的ドラマがここに誕生
【収録内容】
代々の名門華族である安城家。主人である忠彦、貴族の血で固まった無気力な長男・正彦、華やかな誇りの中だけに育った気の強い長女・昭子、そして兄や姉のもつ安逸、虚栄に激しい嫌悪を抱き、新しい人生を歩みたく思っている末娘・敦子・・・。しかし太平洋戦争終結とともに悲劇は訪れた。
【出演】
原節子、滝沢修、森雅之、津島恵子
原作・監督:吉村公三郎
脚本:新藤兼人
撮影:生方敏夫
*収録時間:本編89分/片面一層/4:3 スタンダードサイズ/ドルビーデジタル・日本語(オリジナル)モノラル/1947年/日本
©1947松竹株式会社
■『お嬢さん乾杯』
没落貴族のお嬢様と戦後成金の男。不似合いなふたりの恋の行く末は?
【収録内容】
自動車修理工場を経営して成功した地方出身者の圭三に、元華族の令嬢・泰子との縁談が持ち上がる。最初は乗り気でなかった圭三だったが、泰子に会った途端、そのあまりの美しさに一目惚れ。かくして、ふたりのぎこちなくも微笑ましい交際が始まるのだが……!?
1949年度キネマ旬報ベスト・テン第6位
第4回毎日映画コンクール女優演技賞(原節子)
【出演】
原節子、佐野周二、佐田啓二
監督:木下惠介
脚本:新藤兼人
撮影:楠田浩之
音楽:木下忠司
*収録時間:本編約89分/片面一層/4:3 スタンダードサイズ/ドルビーデジタル・日本語(オリジナル)モノラル/1949年/日本
©1949 松竹株式会社
■『東京物語』
本当の家族とは何か…。子供たちを訪ねた老夫婦を軸に戦後日本における家族の崩壊を描いた小津安二郎の代表作。
【収録内容】
尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で2人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりはいられない。結局、戦死した次男の嫁、紀子が2人の世話をすることになる。老夫婦は子供達がすっかり変わってしまったことに気づくのであった。
【出演】
笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子、山村聰、三宅邦子、香川京子、東野英治郎、中村伸郎、大坂志郎
監督:小津安二郎
製作:山本武
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:浜田辰雄
*収録時間:本編136分/片面二層/4:3 スタンダード/リニアPCM日本語(オリジナル)・モノラル/日本語字幕/1953年・2011年/日本
© 1953/2011 松竹株式会社