膨大な発掘映像の分析と米軍の戦略爆撃に関する新資料などを照合してデータ化。
それらを示した地図から「本土空襲」の知られざる全体像に迫る。
【収録内容】
逃げ惑う人。低空から容赦なく機銃が連射される・・・。戦闘機に装備され、機銃を撃つと自動的に作動する「ガンカメラ」の映像がいま相次いで発掘されている。また米国立公文書館で、B-29が名古屋・大阪を焼き尽くした際の空襲映像も新たに見つかった。
空襲の恐るべきスケールを可視化していくと、史上初めて「軍用機の戦争」 と化した太平洋戦争が、なぜ無際限にエスカレートし、多くの命を奪う道を たどったのかが浮かび上がる。
膨大な発掘映像の分析に加え、米軍の戦闘報告書、戦略爆撃に関する新資料、埋もれていた日本側の作戦、被害記録や証言を照合・データ化して地図上に落とし込むことにより、「日本本土空襲」の知られざる全体像に迫る。
空襲の恐るべきスケールを可視化していくと、史上初めて「軍用機の戦争」と化した太平洋戦争が、なぜ無際限にエスカレートし、多くの命を奪う道をたどったのかが浮かび上がる。
【語り】ミムラ 濱中博久
○2017年8月12日 NHK総合で放送
*収録時間:ドキュメンタリー/セル/49分/16:9LB/ステレオ・ドルビーデジタル/片面一層/カラー(一部モノクロ)
©2018 NHK