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映画 真白き富士の嶺 DVD

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太宰治の原作を映画化。白血病を抱えながら、明るく清らかな純愛に生きる妹とその姉を、吉永小百合・芦川いづみの姉妹役で描いた感動作品!

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太宰治の原作を映画化。白血病を抱えながら、明るく清らかな純愛に生きる妹とその姉を、吉永小百合・芦川いづみの姉妹役で描いた感動作品!
監督は森永健次郎。HDリマスターによる高画質映像、盛りだくさんな仕様による完全保存版!


【収録内容】
逗子の浜辺を解放されたようにはしゃぎ廻わる少女・梓。髪をなびかせて胸を張る、天翔ける青春の女神像のような神秘な美しさに満ちていながら、そこにはどこか悲しそうな影をひめていた。姉の梢はそんな梓の姿を見守っていた。梓が退院したのは昨日だった。喜ぶ梓であったが、父の修平と梢は暗い面持であった。院長の言った、「出来るだけ患者をいたわってやって下さい」という言葉が重かった。風光の良い逗子に居を移したのも家族の思いやりであった。修平は高校教師、梓は洋裁学校の先生だったが、二人が出勤してしまうと家にはお手伝いの婆や・さとがいるだけだった。梓が表の掃除をしている時、誤って通りがかりの人に水を浴びせてしまった。恐る恐る垣根越しに詫びる梓は、振りむいた高校生に胸をドキリとさせた。彼は逗子高校のヨット部員・富田一夫だった。一夫の表情は梓には眩しくて、その面影を胸の中に焼き付けた。二度目に一夫を見たのは、修平を迎えに行った帰りだった。ヨットを繋いでいる一夫を見て、梓は顔を赤らめた。
梓は単身で上京した。東京タワーに昇り、友達に家を訪ね、そして梢の婚約者・山上を訪ねて彼を驚かせた。梓が出ている間に、梢は梓にあてられたラブレターを読んでしまう。相当な数のラブレターであり、封筒にはイニシャル「M・T」と書かれていた。手紙の主と梢が相当深い関係にあると気を回し、梢は心を痛めて翌日から「M・T」というイニシャルの人間を探し始めるが、病院の患者名簿や高校生の名簿を調べても、該当する人間は見つからなかった…。

【出演】
吉永小百合、芦川いづみ、浜田光夫、小高雄二、岡村文子、宮口精二

監督:森永健次郎
原作:太宰治
脚本:須藤勝人
企画:芦田正蔵
撮影:松橋梅夫
照明:森年男
美術:西亥一郎
編集:丹治睦夫
録音:福島信雅
音楽:渡辺宙明

【特典映像(予定)】
・オリジナル劇場予告篇(※予告編原版の無い作品は収録されません。)
・フォトギャラリー収録
・「日活映画」(貴重な公開当時の冊子)より芦川いづみ関連ページのデータ収録

【音声特典】
・芦川いづみ特別インタビュー収録。(2018年収録、リリースタイトルについて語った特別インタビューを音声収録。聞き手:佐藤利明(娯楽映画研究家))

※原版フィルムに起因するお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。
※表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録しております。
※デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。

*収録時間:約99分/モノクロ/片面1層/16:9LBスコープサイズ/日本語 ドルビーデジタル モノラル

©1963 日活株式会社

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