吉永小百合、和泉雅子、渡哲也、浜田光夫、伊藤るり子、太田雅子らオールスターキャストが出演した、沖縄戦での青春のきらめきと戦争の悲惨さを一大スケールで描く痛恨の青春悲劇。
絶望の戦火の果てに清らかに散ったひめゆりの花々!
日活青春スター総動員で描く涙と感動の悲劇大作!
太平洋戦争末期、沖縄戦において日本軍は1,503名もの殉国学生の犠牲者を出した。特に特志看護婦として従軍し戦場に散華した「ひめゆり部隊」の悲劇的な最期は、今でも日本人の心に切々と訴えるものがある。
『紅の流れ星』『錆びたナイフ』の舛田利雄監督がメガホンを取り、吉永小百合、和泉雅子、渡哲也、浜田光夫、伊藤るり子、太田雅子らオールスターキャストが出演した、青春のきらめきと戦争の悲惨さを一大スケールで描く痛恨の青春悲劇。
吉永小百合のスクリーンデビュー65周年を記念し、永遠の名作を待望の初ブルーレイ化!
【あらすじ】
昭和18年。太平洋戦争は各戦地で米軍の反抗がはじまりつつあったが、沖縄の戦争感は薄く、沖縄師範女子部の与那嶺和子(吉永小百合)は級友たちと運動会を楽しんでいた。そこで師範男子の西里順一郎(浜田光夫)と知り合う。
昭和19年。米軍の圧倒的な物量作戦によって戦局は悪化、沖縄も戦場としての体制下となり、和子や西里らも陣地構築の作業に従事するように。行進の途中ですれ違う二人は互いにかすかな愛情を感じはじめていた。内地に疎開が決まった学童を引率するため教員である和子の母も輸送船に乗るが、潜水艦に撃沈される。10月には、グラマン機の空襲が始まる。連日続く空襲に、軍は全島に非常戦時体制、和子ら女学生は臨時看護婦として、西里ら男子学生は鉄血勤皇隊となって陸軍と行動を共にすることになった。昭和20年3月、和子たちのために証書も賞状もない小さな卒業式が開かれたが、4月、ついに米軍が無血上陸に成功する…。
【キャスト】
吉永小百合、浜田光夫、和泉雅子、二谷英明、高品格、郷鍈治、小髙雄二
【スタッフ】
監督:舛田利雄
企画:高木雅行
脚本:八木保太郎、若井基成、石森史郎
撮影:横山実
照明:藤林甲
録音:沼倉範夫
美術:木村威夫
編集:井上親弥
助監督:遠藤三郎、村川透
音楽:真鍋理一郎
【特典】
・オリジナル劇場予告篇
・フォトギャラリー収録
・ピクチャーディスク仕様
※デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。発売時には予告無く変更になっていることがあります。また特典と仕様は各作品ごとに異なります。ご了承ください。
○1968年
*ブルーレイ1枚
*収録時間:約125分/モノクロ /1層/1枚組/16:9スコープ・サイズ/ 日本語 ドルビーデジタル モノラル
©1968 日活株式会社