清順美学"が全編に緊張感と笑いを孕む日活フィルム・ノワールの傑作。宍戸錠演じる殺し屋と真理アンヌ演じる謎の美女を中心に、殺し屋NO.1の座をめぐってスタイリッシュかつ奇抜な戦いが繰り広げられる。
<第79回ヴェネツィア国際映画祭クラシック部門 最優秀復元映画賞受賞>
"清順美学"が全編に緊張感と笑いを孕む異色のハードボイルド
映画史に残る、唯一無二の問題作!
"清順美学"が全編に緊張感と笑いを孕む日活フィルム・ノワールの傑作。
宍戸錠演じる殺し屋と真理アンヌ演じる謎の美女を中心に、殺し屋NO.1の座をめぐってスタイリッシュかつ奇抜な戦いが繰り広げられる。あらゆる場面に仕掛けられた映画的実験の数々は今なおその価値を失わず、クエンティン・タランティーノ、ジム・ジャームッシュ、ウォン・カーウァイなど海外の熱狂的なファンも多い。
鈴木清順生誕100周年を記念し、清順美学の礎を築いた名作を高画質ブルーレイ化!
【あらすじ】
プロの殺し屋ランキングNO.3の花田(宍戸錠)は、組織の幹部を護送する途中でNO.2とNO.4の殺し屋たちに襲撃されながらも任務を終え、殺し屋NO.2へとランクを上げる。
そんな花田のもとに新たな仕事の依頼が舞い込む。「4人を殺してほしい」という注文に、自らの殺しのテクニックを駆使して瞬く間に3人を消していく花田。だが、あと1人の殺害に手間取ってしまう。
そんな花田に、組織から美沙子(真理アンヌ)という女が使者として派遣されてくる。美沙子の力を借りて最後の1人を殺害しようとする花田だったが結果は失敗。殺し屋に失敗は許されず、花田は組織から命を狙われるようになる…。
【キャスト】
宍戸錠、南原宏治、真理アンヌ、玉川伊佐男、小川万里子、南廣、大和屋竺
【スタッフ】
監督:鈴木清順
企画:岩井金男
脚本:具流八郎
撮影:永塚一栄
照明:三尾三郎
録音:秋野能伸
美術:川原資三
編集:鈴木晄
音楽:山本直純
助監督:葛生雅美
【特典】
・オリジナル劇場予告篇
・フォトギャラリー収録
・音声コメンタリー<鈴木清順監督・真理アンヌ/聞き手:轟夕起夫(映画評論家)>
※2006年収録、既発DVDボックス同作品に収録されていた音声コメンタリーの再収録
※仕様や特典は予定となります。予告なく変更する場合がございます。
○1967年
*ブルーレイ1枚
*収録時間:約91分/モノクロ/1層/1枚組/16:9LBスコープサイズ/オリジナル(日本語)リニアPCMモノラル/オーディオコメンタリー(日本語)リニアPCMモノラル
©1967 日活株式会社